高額当選を狙えるクジとして知名度が最も高いのはジャンボ宝くじですが、現在ではジャンボ宝くじ以外でも高額当選を狙えるクジが以前よりも増加しています。
代表的なのがロト7、ロト6、BIG、toto、WIN5、チャリロトなどです。
そこで、各クジの最高当選金と確率を簡単にご紹介します。
クジ名 | 最高当選金 | 確率 |
---|---|---|
ロト7(宝くじ) | 8億(キャリーオーバー発生時) | 約1000万分の1 |
ロト6(宝くじ) | 4億(キャリーオーバー発生時) | 約600万分の1 |
BIG(サッカーくじ) | 10億(特別開催・キャリーオーバー発生時) | 約478万分の1 |
toto(サッカーくじ) | 5億(キャリーオーバー発生時) | 約159万分の1 |
WIN5(競馬くじ) | 6億(キャリーオーバー発生時) | 約188万分の1 |
チャリロト(競輪くじ) | 12億(キャリーオーバー発生時) | 約478万分の1 |
ジャンボ宝くじの1等の当選確率は1000万分の1なので、ロト7の1等と同程度の当選確率ですが、その他の各クジはジャンボ宝くじよりも当たりやすい確率になっています。
※2015年度の年末ジャンボ宝くじの当選確率は2000万分の1で最高当選金は10億円
かといって、ジャンボ宝クジ以外の各クジはキャリーオーバーの状況、的中口数によって当選金額が変動しますので、必ずしも高額当選が出現するとは限りません。
その点、ジャンボ宝くじは単純明快です。
あらかじめ当選本数が決まっていますので当選金は変動しません。
1等に当選すれば高額な当選金が約束されていますので、他のクジのようにキャリーオーバーの状況や的中口数などを考慮する必要はないです。
それを踏まえると、ジャンボ宝くじ1等の当選確率が、とりわけ厳しいというわけでもないですし、一概に他のクジより高額当選しづらいとは言い切れません。
サッカーくじのBIGは高額当選が出現しやすい?
サッカーくじのBIGは1等の当選確率が競輪くじのチャリロトと同程度ということで、単純に1等の最高当選金だけを直視すれば、チャリロトに分があるように感じるかと思います。
しかしながら、チャリロトは知名度がイマイチで世間に浸透していない状況です。
その結果、チヤリロトは売り上げが少なく、キャリーオーバーが発生する頻度は低いので、高額当選が出現しづらいです。
その一方でBIGはTVのCMを中心にプロモーションが盛んですので、知名度はチャリロトよりも高いです。
売り上げに関してもBIGのほうが、チャリロトを遥かに上回っており、キャリーオーバーが発生する頻度も高く、キャリーオーバーの金額が増加しやすい状況になっています。
更には、キャリーオーバー制の宝くじとして知名度が高く、1等の当選金が高額なロト7と比較しても、1等の当選確率ではBIGが優位に立っています。
ちなみに2015年のBIGの高額当選(6億以上)は43口、ロト7の高額当選(2015年7月~2016年7月1日・6億以上)は14口でした。
集計期間が異なるとはいえ、BIGのほうが明らかに高額当選が多いです。
以上のことから、高額当選を狙えるクジ(キャリーオーバー制)の中ではBIGが最も高額当選が出現しやすいといえるでしょう。
競馬くじのWIN5は当たりやすい?
競馬くじのWIN5は対象5レースの出走頭数によって的中確率が変わります。
冒頭の表で紹介した当選確率(約188万分の1)はWIN5対象5レースの全てが18頭立てだった場合の当選確率ですので、最大値になります。
実際にはWIN5対象5レースの全てが18頭立てになることは滅多にありません。
従って、的中確率は冒頭の表で紹介した当選確率(約188万分の1)よりは甘くなります。
仮に対象5レースの全てが16頭立てだった場合の的中確率は104万8576分の1、対象5レース全てが14頭立てだった場合の的中確率は53万7824分の1、対象5レース全てが12頭立てだった場合では24万8832分の1です。
高額当選が期待できるクジの中では、WIN5が最も当たりやすいクジといっても過言ではないですが、当たりやすいだけに回毎の的中口数は少なくないので、超高額配当は年に数回しか出現しませんし、キャリーオーバーも発生しづらい状況になっています。
オススメのクジは?
高額当選を狙うならBIGがオススメです。
当選金額が少額でも的中率を重視する場合はWIN5がいいかもしれません。
キャリーオーバーの状況を確認するのが面倒な場合や、的中口数によって当選金額が変動するのを嫌うなら、ジャンボ宝くじがオススメです。
いずれにせよ、高額当選が狙えるクジは簡単に当たる確率ではありません。
とはいっても、大切なお金を使う以上は納得のいく方法で購入したいものです。
各クジの的中確率などの特徴を把握し、充分に検討した上で購入するのがいいかもしれません。
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